「どうして自分はうまくいかないのだろう・・・・」
そんなモヤモヤした思いを抱えていませんか?
- なぜか仕事がうまくいかない
- 独立したけどよい仕事がなかなか決まらない
- 自分だけが人間関係に恵まれない
などなど、モヤモヤの渦に飲まれてしまう場面は多々あるでしょう。
そんな場面が頻繁にあるというあなたは、ひょっとしたら「負け癖」が板についた、「負け癖人間」になってしまっているかもしれません。
今回は、「負け癖」の特徴とそんな「負け癖」から抜け出すために変えるべきポイントをご紹介します。
人生を好転させたいと考えているすべての方の参考になれば幸いです。
あなたはいくつ当てはまる?「負け癖」の5つの特徴
「負け癖」とは読んで字のごとく「負ける癖がついてしまった人」のことを指します。
「負け癖」がついてしまうと、大事な場面でチャンスを逃す、人間関係がうまくいかなくなるといったことが多くなります。
その結果、考え方や行動にも悪い変化が起こり、悪循環に陥ってしまうのです。
特徴1:他人を妬んでばかりいる
「あの人は人気があってお金もたくさん稼いでいる」「あの人は素敵な家に住んで家族にも恵まれている」など、「負け癖人間」はいつも他者のことを気にしています。
その結果、当然ながら自分自身のことは疎かになってしまいます。
常に「隣の芝生は青い」という状態なので、自分に出来る事や自分が手にしているものについては、過小評価しがちです。
特徴2:気づくと“都合のいい人”になっている
「他者を喜ばせたい」という気持ちが強いのも「負け癖人間」の特徴です。
その気持ち自体は悪くはありません。
しかし、相手を喜ばせたいあまりに、自分のキャパシティ以上の仕事を請負ってしまったり、本当は行きたくない場所に行くはめになったりと、自分の状態を無視した行動を選択することが多くなってしまいます。
その結果、自分は全く満たされません。他者からすれば、自分のいいように動かせる人、つまり「都合のいい人」というわけです。
特徴3:否定的な言葉で自分や他者のテンションを下げる
家族や友人が前向きに新たなチャレンジをしようという場面や、みんなでプロジェクトをスタートさせようという場面で、「でも・・・」「どうせ・・・・」と否定的な言葉を使いたがる人は「負け癖人間」です。
その発言が事実を捉えた慎重な意見であれば問題ありませんが、「負け癖人間」の一言は、ただただ自分や相手のテンションを下げるだけのものである場合が多いです。
その結果、前向きな空気にヒビが入ってしまうだけではなく、だんだんと人が離れていってしまいます。
特徴4:素直になれない
「負け癖人間」は往々にして頑固です。
そのため他者からのアドバイスを受け入れたり、他者から学んだりということをしません。
「他者の意見を受け入れる=負け」という思考回路なので、素直に聞くことができないからです。
わからないことがあっても、質問や相談をしないので、気づいた時には問題の沼にはまって動けなくなってしまいます。
特徴5:他者に依存している
他者への依存心が強いのも特徴の一つです。
他者への依存心が強いとは、つまり「他者への期待が大きい」ということです。
「自分はこれだけやったのだから、これだけ返してくれるはず」「自分から何も言わなくても、他者は正当に評価してくれるはず」など、自分にとって都合のいいように他者の存在を解釈しています。
当然ながら期待は裏切られるので、本人としては不当な仕打ちを受けているように感じ、他者に冷たく当たるようになります。
これもまた、よい出会いや仕事を遠ざけていく一因となります。
「負け癖」を遠ざける!4つの変えるべき口癖
いかがでしょうか。自分自身を振り返って、思い当たることはありましたか?
もしも思い当たることがあったという方は、この機会に自分に変化を起こさなければいけません。
「負け癖」からの脱却は簡単ではありません。しかし、日ごろのちょっとした言葉選びを変えるだけでも、大きな変化への一歩を踏み出せます。
変えるべき口癖1:「でも」「だけど」などの否定的な接続詞を使わない
相手の発言を受けて、自分の意見を述べるとき、自然と「でも」「だけど」などの否定的な接続詞から始めていないでしょうか。
こうした接続詞は、相手の意見を受け止めることを拒絶する合図であり、相手は「自分の意見を聞いてくれない頑固な人」という印象を持ちます。
こうした接続詞の代わりに「ありがとう」「なるほど」など、相手の発言内容を一旦受け入れる気持ちを示す言葉を使ってみましょう。
その後の会話も中身のある前向きな会話になるはずです。
変えるべき口癖2:「どうせ自分なんて」など自分を否定する言葉を使わない
新しいプロジェクトへの立候補など、自分から手を挙げることでチャンスが得られるという場面で、「どうせ自分なんて選ばれない」など、反射的に自分を否定する言葉を使っていませんか。
自分を否定する言葉を日常的に使っていると、いつしか自分を過小評価する癖がつき、チャンスが訪れても挑戦できない状態になってしまいます。
自分の判断でチャンスを避けていることも気づかずに、チャンスをつかんだ人を妬む気持ちも生まれてきてしまうでしょう。
自分を否定する言葉が浮かんで来たら、自分なりのおまじないを唱えましょう。
「Try it!」など自分の好きな外国語でなどで構いません。
大事なのは自己否定の流れを一旦止めて、冷静に自分の行動を選択することです。
変えるべき口癖3:「めんどくさい」など士気の下がる言葉は使わない
毎日の家事や仕事の雑用など、日々はめんどくさいことの繰り返しです。
何か始める前に「めんどくさい」という一言が出てしまうこともあるでしょう。
しかし、自分や他者の士気を下げる言葉を使っていると、家事や仕事に前向きに取り掛かれず、効率が下がってしまいます。
チームで仕事をしている場合には敬遠されてしまうでしょうし、家族もあなたに用事を頼みにくくなり、あらゆる場面で協力関係が築きにくくなってしまいます。
めんどくさいことをやらなくてはならない場面では、「やりがいがある」という言葉を使ってみましょう。
実際にやることは同じですが、ずっと前向きな気持ちで取り掛かれると思います。
変えるべき口癖4:「~してあげたのに」などの恩を着せる言葉を使わない
「~してあげたのに」という言葉は、他者への期待の表れです。
「自分が頑張った分は見返りをもらえて当然だ」という態度は、相手をげんなりさせてしまいます。人を遠ざけてしまう言葉の代表格と言えるでしょう。
この言葉はまず、「外に向けて言わないようにする」というところから始めてください。
そして自分の中にこの言葉が浮かんだときに、
「わたしは自分が〇〇してあげたから、返してもらえると思っているけど、別にお返しはないのが普通なのだ」
ということを自分の心の中で言い聞かせてみましょう。
自分の思考回路に新たな癖をつけてあげるイメージです。
「負け癖」スパイラルから抜け出そう!今すぐ変えるべき5つの行動
「負け癖」の悪循環から抜け出すためには、口癖だけでなく行動を変えていくことも重要になります。
「負け癖」につながる行動を変えることで、自信がつき、人やチャンスも集まってくるようになるのです。
ここでは、行動面で変えるべきポイントを5つお伝えします。
今すぐにできることから始めてみてください。
変えるべき行動1:不機嫌な顔で過ごさない
他者から見た印象は、表情によって大きく左右されます。
当然ながら「不機嫌な顔」の人にはよい印象を抱きません。ふとした瞬間の自分の表情を鏡でチェックしてみましょう。
もしも不機嫌な顔をしている場面が多かったら、知らない間に人を遠ざけてしまっているかもしれません。
意識的に口角を上げて、明るい表情を作るようにしてみましょう。他者からの評価だけでなく、自分の気持ちも変わってくるはずです。
変えるべき行動2:自分の意に添わない相づちはしない
会議の場やレストランを決める際など、自分は違う意見を持っているのに、相手の意見についうなずいてしまうことがあります。
こうしたことが積み重なると、自分の判断を信頼する力が弱まっていき、選択を他者にゆだねる癖がついてしまいます。
違う意見がある場合には、相手の意見を聞いた上で自分の意見も言ってみてください。
勇気のいることではありますが、相手もあなたに意見があることに気づいてくれます。「自分にも判断する能力がある」という自信にもつながるでしょう。
変えるべき行動3:他者と比べない
仕事でも人生でも「他者と比べて」勝とうと思うと、結局他者目線の選択をすることになります。
相手の土俵で戦おうとすると、仮に勝てたとしても自分の中の満足感は低いままです。
些細なことからでいいので、「過去の自分と比べる」ことも始めてみましょう。
「昨日の自分よりもミスが減った」「一年前の自分よりも英語が話せる」など、自分基準で比べることで、小さな変化でも満足感が得られ、自信がつきます。
変えるべき行動4:わからないことをそのままにしない
なんでも知っている人というのはそういません。「わからないことがある」というのは、年齢や肩書に関係なく当然のことです。
しかし、わからないことが恥ずかしく、そのままごまかしてしまうという場面も多々あると思います。
些細なことからでいいので、「わからないことを認め、質問する」という訓練をしてみましょう。
だんだんと質問や相談をすることに抵抗を感じなくなり、素直にアドバイスを受けられるようになっていきます。
変えるべき行動5:他者に期待しない
「相手はこうしてくれるはず」といった他者への期待は裏切られやすく、「負け癖スパイラル」に陥りやすくする考え方でもあります。
長い時間をかけて身に着けてしまう考え方でもあり、変えるのがなかなか難しいものです。
まずは、日常のあらゆる場面で「今自分は他者に期待している」と自覚することから始めましょう。
自覚することで、相手へのアクションを変えるなど、徐々に前向きな行動の変化につなげていけるはずです。
負け癖は今からでも変えられる!
「自分だけがなぜかいつもうまくいかない」という感覚に陥ることは、人生の中で誰しも経験することだと思います。
そんなときは、知らず知らずのうちに「負け癖」がついてしまっている可能性があります。
そんなうまくいかない「負け癖」について、その特徴や「負け癖スパイラル」から抜け出すために変えるべきポイントをご紹介しました。
少しでも自分に当てはまると感じた方は、ぜひできることから自分改革を始めてみてください。
「負け癖」はあなた次第で変えることができるのです。
【参考文献】
・35歳からわたしが輝くために捨てるもの(松尾たいこ・かんき出版)
・コーチングの神様が教える「できる女の法則」(サリー・ヘルゲセン&マーシャル・ゴールドスミス・日本経済新聞出版社)
・うまくいきそうでいかない理由(佐藤由美子・フォレスト出版)
・医師が教える幸せな人がやめている36の習慣(西多昌規・大和書房)