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継続できる人とできない人の違いと特徴!継続できる人に変わるための5つのヒント

継続する

「計画通り続けられない」「いつも3日坊主になってしまう」

このように計画しても3日坊主になってしまう自分に対して、うんざりしてしまうことはありませんか?

継続できない自分にあきらめかけている方もいるかもしれません。

今回は継続できる人と継続できない人の特徴、そして継続できる人に変わるためのヒントを5つご紹介したいと思います。

「新しい目標に向かってがんばりたい」と思っている方はぜひ参考にしてくだい。

継続できない人の5つの特徴

「何か始めても三日坊主になってしまう」「がんばれるのは最初のうちだけ」という方も多いと思います。

では、それはどうしてだと思いますか?

継続できない人に共通する5つの特徴をご紹介します。自分に当てはまる項目があるか、確認してみてください。

1.がんばることが目的になりがち

継続できない人は、スケジュールをこなす中で、「とにかくがんばる」ことが目的になっていってしまいます。

これは継続するという面から考えると、一見とてもいいことのように思えます。

しかし、継続するために重要な「目的」というのは、

継続していくことで何を達成し、何を得たいのか

ということです。

これが欠けていると、「スケジュール通りにいかない」「マンネリ化してきた」などの理由でモチベーションが下がり、挫折しやすくなるのです。

2.自分のがんばりを認められない

自分のがんばりを正当に評価できないというのも継続できない人の特徴です。

「がんばっている」という状態の基準が非常に高いので、「忙しい中で少しでもできた」というような客観的な評価ができません。

そのため自分に対して「できていない」というイメージを抱くようになり、自分自身に足を引っ張られる形で継続できなくなっていってしまいます。

3.一度に複数のことをやろうとする

計画を立てるときは、やる気に満ち溢れ、テンションも高いものです。

そのため一気に複数の計画を立てても「できる!」と思ってしまいがちなのです。

しかし、それまでやってこなかったことを急にいくつもできるわけはありません。

スケジュールをこなせない焦りが募り、結局計画そのものを辞めてしまうという流れになります。

4.自分に合った方法で取り組んでいない

本や雑誌、ネット上には、目標達成のための方法論や成功談があふれています。

継続できない人はそうした情報を鵜呑みにし、自分には全く合わないやり方を選んで挫折していきます

当然のことですが、人はそれぞれ違います。

性格や頭の使い方はもちろん、仕事や生活レベルもさまざまです。

そうした点を考慮せずに参考にすると、分不相応なお金がかかってしまったり、スケジュール的に無理が出てきてしまったりして、継続が難しくなるのです。

5.完璧主義である

ここまで書いてきた4つの特徴の根幹にあるのがこの「完璧主義」です。

継続できない人はほとんどが、この完璧主義によって継続を阻まれています。体調や急な仕事、外せない用事など、日々は予測できないことだらけです。

当然ながらスケジュール通りにいかないことも多々あるでしょう。むしろ、スケジュール通りにいかないことが当たり前です。

しかし、完璧主義の人はそれを容認できません。

スケジュールが完璧にこなせなくなるのとほぼ同時に、継続を断念してしまうのです。

継続できる人の5つの特徴

いくつか思い当たる項目があったでしょうか。

それでは、反対に継続できる人というのはどんな人たちなのでしょう。

1.目的を忘れないようにしている

継続できる人は計画を立てる際に、「なぜ計画を立て、それを継続したいのか」という点をしっかりと考えています。

例えばダイエットをする場合は、「痩せて健康になって、自分の人生を好きになる」というように、自分の希望に基づいた目的を明確にしておくのです。

そしてそれを手帳に書くなどして、忘れないようにしています。

こうした目的の部分がしっかりしていると、スケジュール通りにいかないような事態になっても、惑わされにくくなります。

2.自分のがんばりを客観視できている

継続できる人は、できたことの量やかけた時間に関わらず、自分のがんばりを肯定できます。

手帳にその日できたことを記録するなどして、自分のがんばりを正確に客観視しているからです。

そうすることで、「なんとなくできた」「なんとなくできなかった」という感情に振り回されず、成果を実感しながら継続していくことができます。

3.一つずつ取り組む

新しいことを生活に組み込む際に、一度に複数のことを始めるのではなく、一つずつ取り組んでいくというのも継続できる人の特徴です。

そして、最初の一つが継続できるようになった段階で、次のことを始めていきます。

変化を少しずつ積み重ねていくことで、継続できることを増やしていき、大きな変化につなげているのです。

4.自分に合った方法で努力している

継続できる人は自分のことをよく理解しているので、世の中にあふれている方法論や成功談に安易に流されません。

そうした方法論はあくまで参考にし、自分に合った方法を見極めて努力を重ねていきます。

もちろんトライ&エラーの繰り返しですが、自分に合わない方法には固執せず、柔軟に方法を変えていける強さがあります。

その結果、より早く自分に合った方法を見つけることができるのです。

5.完璧にやろうとしない

「完璧にできない日があってもいい」という余裕が継続できる人にはあります。

そのため急なスケジュール変更にも動揺しません。例えば仕事で帰宅が遅れてしまったという場合でも、「簡単にできることをやる」など臨機応変に対応できるのです。

特徴1にも通じることですが、「完璧にスケジュールをこなすことが目的ではない」という点を理解しているともいえるでしょう。

継続できる人になるための5つの方法

継続できる人の特徴を見て、あなたはどんなことを感じましたか?

ほんの少しでも、「自分もこうなりたい」と思った方は、ぜひ続きを読み進めてください。

ここからは継続できる人に変わっていくための方法をご紹介していきます。

1.目的を明確にする

「継続することで、自分は何を得たいのか」という目的を明確にしましょう。

「自分のやりたい仕事をして、楽しいと思える日々を送りたい」
「健康を取り戻して、自分を好きになりたい」

など、自分の中の希望をはっきりと言葉にしてください。

言葉にした目的を目に付くところに貼っておくなどすると、なおよいでしょう。

スケジュール通りにいかないときやマンネリ化してきたときに、この目的が指針になってくれるはずです。

2.記録をつける

簡単でいいので、毎日できたことを記録するようにしましょう。

記録媒体はノートや手帳、スマホアプリなど、なんでも構いません。

記録の際にはその日できたことに加え、どのくらいできたか(数値)、できたことに対して感じたこと(感情)なども一緒に書いておくとよいでしょう。

成果を客観視できるので、継続のモチベーションにつながります。

3.一つずつ始める

新しく始めたいことはたくさんあると思いますが、焦らず一つずつ取り掛かりましょう。一度にスタートさせると、どれも継続できずに終わってしまいます。

まずは一つに絞り、1ヶ月から半年ほどかけて継続させていきましょう。

一つでも継続させることができれば自信につながり、継続のためのノウハウも自分の中に蓄積されます。それを繰り返すことで、継続できるものを増やしていけるのです。

4.自分に合った方法を探す

世の中にあふれる情報も参考にしながら、自分に合った方法を見つけていきましょう。

使える時間やかけられるお金、体力なども人によって違います。

一つの方法がうまくいかなくてもがっかりせず、自分に合った方法をカスタマイズしていってください。

ここに時間をかけることは無駄ではありません。自分に合った方法を見出せば、あとは継続への階段をのぼっていくだけです。

5.完璧主義は捨てる

難しいことかもしれませんが、「完璧主義」からは距離を置くようにしてください。

体調の変化や突然の仕事など、日常では自分の思い通りにいかないことが起こるものです。

対策として、時間がない日でもできることをいくつか用意しておきましょう。

忙しい時はそれができればOKと思うようにしてみてください。スケジュール通りではなくても、継続できるということが実感できるでしょう。

今からでも継続できる人になれる!

目標を持ち、計画を立てるところまではできても、スケジュール通りに継続できないというのは、誰もが通る道だと思います。

そこで大切なのは「どうして継続できないのか」ということを冷静に考えてみることです。

そのうえで、継続できる人になる方法を一つ一つ実践していってみてください。

年齢や性別に関係なく、思い立った時から自分を変えることは可能です。新しい目標に向かって、焦らず一歩ずつ、継続への道を踏み出していきましょう。

【参考文献】
・マンガでわかる「続ける」習慣(古川武士・みつく/日本実業出版社)
・マンガでわかる「やめる」習慣(古川武士・みつく/日本実業出版社)
・人生の主導権を取り戻す「早起き」の技術(古川武士/大和書房)

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