ビジネス×目標達成で成功をカタチにする

3日坊主にならないために使えるテクニックと工夫!プラスの習慣形成で人生を変えよう

ダイエットに奮起したはずが、3日経ったら元通りの生活になっていたということありませんか?

3日坊主どころか1日で辞めてしまったなんてこともありますよね。

「継続は力なり」という言葉もあるように、継続することで得られることは大きいですね。

3日坊主にならないためには、どうしたらよいのでしょうか?

公認心理士の筆者が3日坊主にならないために使えるテクニックや工夫を紹介します。

3日坊主になる原因

3日坊主にならないためには、まず3日坊主になってしまう原因を知ることが大切です。

どうして、あれほどやる気を出していたのに3日坊主になってしまうということが起こるのでしょうか?

理由1:無理な計画

「やる気を出して立てた計画が、そもそも無理な計画だった」というのは3日坊主になる原因のひとつです。

例えば、夜は友達と食事がてら飲んでストレス発散をすることが常な人が、急に夕食抜きにするようなダイエットの計画をたてたとしましょう。

最初はやる気に満ち溢れているので、友達に誘われても「ダイエットするから」と断ることができるでしょう。

けれども、その計画では、空腹を我慢するだけでなくストレス発散の場も我慢するという二重の我慢を強いられます

また友達からの誘いもあるため、気持ちも揺らぎやすく、誰の目から見ても継続は難しい計画です。

こういった無理な計画を立てていることで、3日坊主になってしまうということはよくあります。

理由2:自分に甘い性格

自分に甘い性格というのも3日坊主になる原因のひとつです。

  • おおらか
  • 優しい
  • ルーズ

といったような性格の人は、割と自分に甘いところがあります。

3日坊主にならないためには厳しさも必要

何かに挑戦するときは、それなりに自分に厳しくする必要があります。

勉強を頑張ろうと計画したら、見たいテレビを我慢したり友達の楽しそうな誘いを断る必要があります。

そういう選択を迫られたときに、自分に甘い人はどうしても楽しい方へ流されがちになります。

自分に甘い人は他者にも甘い人が多く、人柄が良いことが長所ですが、3日坊主になりやすいという短所があります。

理由3:誘惑が多い

誘惑が多いことも3日坊主になりやすい原因となります。

例えば掃除を毎朝しようと決めても、「朝ゆっくり眠っていたい」「ゆっくりコーヒーを飲んで朝の情報番組を見たい」「少々のほこりがあっても問題はない」など人の周りには数々の誘惑があるのです。

またダイエットしようと決めて、自分は励んでいても、家族が目の前で食後にアイスを食べ始めたら食べたくなって当然です。

そういった誘惑が多い環境にいることで、3日坊主になってしまうのです。

3日坊主にならないためにできる5つのこと

元々自分に甘い性格だから3日坊主になるのは仕方がない、家族がいて誘惑が多いから仕方がないと感じてしまうかもしれません。

けれども3日坊主にならないようにすることは可能です。

たとえストイックな性格でなくても、3日坊主にならないようにして計画を遂行することはできます。

1.自分の性格を知る

人は自分に甘い性格であるかどうか、なんとなくは知っていますがはっきりと自覚している人は案外少ないものです。

けれども、もし自分が自分に甘い性格であることを知っていれば、流されそうになった時に踏みとどまることができます。

例えば自分に甘い性格だと知っていれば、前もって誘惑を減らすという行動をとることができます。

ダイエットであれば、お菓子箱自体を捨てて間食の誘惑をなくすことや、家族に目の前でおやつを食べないで欲しいとお願いすることができます。

また自分に甘い性格であることを知っていることで、選択を迫られたときに、あえて厳しい方を選ぶということが可能になります。

まずは自分に甘い性格であるということを自覚することから始めましょう。

2.ステップアップ法を使う

3日坊主にならないためには、計画をステップアップする形で立てておくことが大切です。

例えば、勉強を習慣づけたいときに、最初から毎日夜に5時間というのはハードルが高すぎます。

ダイエットにしても、運動をしていなかった人が毎日5キロ歩くと計画しても挫折して当然です。

最初は簡単な目標設定から始める

計画を立てる場合、最初は毎日続けることができそうなレベルにしておくことが大切です。

毎日勉強を10分やる、それをまずは1週間続けるという計画であれば多くの人はできるでしょう。

もし1週間続けることができれば自分をほめてあげましょう。そして次の段階に入ります。

毎日勉強を20分やる、それを1週間続けるというようにステップアップしていくのです。

少しづつ習慣化していく

3日坊主になる人は、最初から気持ちだけが焦って無理な計画をしがちです。焦ると結局目標が達成できません。

少しずつ習慣化していくことで3日坊主になることは防げるのです。

3.小さなご褒美を用意する

何かを続けたいと考える時に、小さなご褒美の存在は非常に有効です。

例えば体重が1キロ減ったら、前から見たかった映画を見に行くとか、毎日1時間ずつ勉強ができたら、休日は外食をしても良いとか、そういったご褒美を自分で用意しておきます。

3日坊主になる人は、大きな目標を達成したら大きなご褒美をもらえるという設定にしがちです。

つまり体重が10キロ減ったら、憧れていたブランドの服を買うというような目標です。

大きなご褒美では難しい理由

大きなご褒美の難点は目標が遠すぎることです。

ストイックな人であれば、そこまでの遠い道のりであっても頑張り続けることが可能です。

けれども3日坊主になりやすい人は、それほど遠い目標まで根気強く頑張り続けるということは苦手です。

大きな目標には大きなご褒美を用意しておいてよいですが、そこに至るまでに小さな目標と小さなご褒美を用意しておきましょう。

4.計画を全て紙に書いて貼る

3日坊主になる人の中には紙に「毎日勉強3時間!」「夕飯は食べない!」など書いて貼っている人も割といるでしょう。

しかし、無理な計画をいくら書いて貼ってあっても、目にしてげんなりしてしまうのがオチです。

3日坊主にならないためには、ステップアップ法に則って

無理な計画ではなく、ステップアップ法に則って小さな目標から始める計画を紙に書くことがおすすめです。

また、その日の目標をクリアしたらシールを貼る等自分の功績がわかるようにする方法が最適です。

自分の功績が日々目に見えることで、ここまで積み重ねてきたのに諦めたらもったいないという気持ちが湧きます。

そうすると3日坊主にならずに、継続していくことが自然とできるようになるのです。

5.仲間を作る

一緒に頑張る仲間を作る方法も有効です。

ダイエットをするのであれば、家族で協力して一緒に行うほうが、お互いの頑張りが目に見えるため良いでしょう。

また最近はネットでそういった仲間を作ることも可能です。

一緒に頑張ることで、3日坊主になったら恥ずかしいという気持ちが生まれます。その恥ずかしいという気持ちが3日坊主になってしまうことを防いでくれるのです。

プラスの習慣を形成して目標を達成しよう!

3日坊主にならずに決めたことを継続していくことができれば、その目標を達成できるでしょう。

そして、それがプラスの習慣となり、もっと成長できますし、人生の可能性が広がります。

3日坊主を改善し、プラスの習慣を形成して、目標を達成して人生を変えましょう!

NO IMAGE

ビジネス×目標達成で成功をカタチにする

年齢も性別も関係ない!目標達成や課題解決のための、ヒント、考え方、気づき、方法論、知識を提供し、目標設定から達成までを通じて心を変え、行動を変え、人生を変えます。

CTR IMG