あなたは自分のことを過小評価していませんか?
自分自身のことを過小評価していると、それだけで生きていく上で様々な損をしてしまいます。
自分を過小評価してはいけない理由、その思考を変える方法をご紹介します。
自分を過小評価してはいけない理由
自分を過小評価するということは、一見謙虚でよい姿勢に見えますが、実際は違います。
過小評価することで人生において実に多くの損をしているのです。
チャンスを無駄にする
自分を過小評価すると、チャンスを無駄にしてしまいます。
能力を評価され、少し困難な仕事を任されそうな時というのはスキルアップのチャンスです。
もしそんな時に、自分を過小評価していたら「私なんかには無理です」と断ってしまうでしょう。
自分を過小評価することによって、せっかく巡ってきたチャンスを無駄にしてしまうのです。
才能を無駄にする
自分を過小評価すると、才能も無駄にしてしまいます。
人にはそれぞれ得意なことと不得意なことがあります。自分を過小評価する人は、せっかく人よりも秀でた才能を持っていても「たいしたことがない」と評価し、発揮しようとしません。
才能というのは、自分で適切に判断し磨く努力をして発揮されるものです。
自分を過小評価することによって、磨く努力まで至らなくなってしまいます。すると、せっかくの才能も磨かれることなく平凡な能力のまま終わってしまうのです。
勇気が出せない
自分を過小評価することで、あらゆる局面で勇気が出せなくなってしまいます。
例えば友人が辛い立場にいる時に声をかけたいと考えていても「自分なんかが何の役に立つのか」と考えてしまい、結局何もできないままになってしまいます。
こういうことをしてみたいと夢を持っていても「自分なんかが成功できるだろうか」という考えが浮かんでしまい一歩が踏み出せなくなります。
自分を過小評価してしまうことで、勇気が出せず色々な可能性を消してしまう結果となるのです。
困難を乗り越えられない
自分を過小評価していると、何か困難が起こった時に自分がその困難を乗り越えるビジョンが持てません。
本当は乗り越えるだけの能力を持っているのに「こんな自分だから無理だ」とネガティブな考えに囚われてしまいます。
そして、乗り越える方向に向かっていけなくなってしまうのです。
幸せを感じづらい
自分を過小評価していると、幸せを感じづらくなります。
自分を過小評価することで、周りの人がとてもすごい人に見えてしまいます。
すると周りの人に対しての羨望感が強まってきます。周りをうらやましいと思う気持ちは自分が不幸だと感じる気持ちに通じます。
人生を幸せと感じるかどうかは、どんな人生かではなく、どう人生をとらえるかで変わります。
つまり自分を過小評価し、常に周りを羨望のまなざしで見ていることで、自分の人生が不幸でつまらないものに見えやすくなるのです。
暗い人という印象を与える
自分を過小評価する人は、周りに暗い人という印象を与えがちです。
というのも、何かを提案しても「でも」「私なんて」「無理だよ」「だめでしょ」などネガティブな言葉ばかりが返ってきてしまうからです。
そういったネガティブな言葉ばかり発していると、せっかくの魅力も台無しです。
器量が多少悪くても笑顔で前向きな人と、器量は良いけれど自分を過小評価して常に暗いことばかり言っている人では、前者の方が当然人から好かれます。
自分を過小評価してしまうと、周りからの評価も下がってしまうのです。
自分を過小評価しないために
「でも」「私なんか」「無理だよ」「できない」など自分を否定するような言葉をよく使っていませんか?
もし自分の会話を振り返ってみて、そういった言葉が多いと感じたら、それは自分を過小評価しているということです。
自分を過小評価しないために、少しずつ考え方を変えていきましょう。
自分を過小評価していることに気づく
自分を過小評価している人は、案外自分が過小評価をしているとは思っていません。
むしろ周りが過大評価をしており、自分はちゃんと正当な評価していると感じています。
けれども、何かというと勇気が出せずにチャンスをふいにしている、それが自分を過小評価する人です。
そのため、自分を過小評価する人は、まず自分は自分を過小評価しているということに気が付くことが大きな一歩になります。
過小評価していることに気づき新しいチャレンジをしよう
自分で過小評価をしていることに気が付けると「もしかしたらやってみたらできるのではないか」という考えに至ることが可能です。
すると少しずつ新しいことにチャレンジしたりチャンスをつかもうとしたりすることが可能になってきます。
チャレンジし成功すれば、それが自分の自信につながっていきます。つまり自分をきちんと評価できるようになってくるのです。
自分の気持ちに素直に従ってみる
自分を過小評価しやすい人は、まず自分の気持ちに素直に従ってみることを実践しましょう。というのも、自分を過小評価しやすい人は、やってみたいなという気持ちを押し殺してしまいがちだからです。
「でも」を使わない
何かに誘われて「やってみたいな」と感じたにも関わらず、「でも」とそれを打ち消すようなことを考える癖がついています。
「でも私がいたら迷惑かもしれない」とか「でも私がそれをしてもうまく出来ないかもしれない」などネガティブな想像をして素直な気持ちを打ち消してしまうのです。
やってみたい気持ちを大切にする
やってみたいと最初に感じたのであれば、その最初の気持ちを大切にするようにしましょう。
一度勇気を出してやってみると、やりたいことを素直にやることの楽しさを感じられるはずです。
「でも」が出そうになったら、ぐっと我慢して「やってみたい」と素直に口に出してみましょう。新しい道が開けますし、少しずつ自分を過小評価するような考え方も変わっていきます。
人と比べない
自分を過小評価する人は、人と自分を比べることが多くあります。
つまり自分の中で得意なことがあっても、それよりも得意な人と自分を比べて「全然ダメだ」という評価を下してしまうのです。
けれども、才能というのは磨かなければただの少し得意なことで終わってしまいます。
魅力的な才能を持つ人というのは、魅力的な才能にするために見えない努力をしているのです。まだ磨いてもいない才能と比較したら、見劣りして当然なのです。
他人ではなく自分と比べる
才能を人と比べるのではなく、まずは自分の中で比べるようにしましょう。
人は得意なことと不得意なことがあります。自分の中で比べてみると、得意なことが何か見えやすくなります。自分の中で得意なことがあるのであれば、それを磨くことで、もっと突出して得意なことに変化していきます。
自分を過小評価してしまう人は、自分の得意なことを見出すことがうまくいっていません。得意なことを見いだせれば、自信も湧いてきますし、自分を過小評価せずに済むようになります。
自分を過小評価せず可能性を広げよう!
自分を過小評価してしまうと、人生の幅が大きく狭まってしまいます。
本当は持っている才能や巡ってきたチャンスを無駄にしながら生きていくのはもったいない行為です。
たいした才能じゃないと感じるかもしれませんが、それはまだ磨く努力をしていないからです。
人と比べて落ち込んだり、自分の素直な気持ちを押し殺すのはやめて、やりたいと感じたことを実際にやってみるようにしましょう。
そうすれば、おのずと才能も磨かれ自信がついてきます。そうすれば自分を過小評価せずに済むようになります。
自分を正当に評価して、色々なチャンスをつかんで人生の可能性を広げましょう!