ビジネス×目標達成で成功をカタチにする

目標達成のために使えるコーチングテクニック!セルフコーチングで課題を乗り越えよう

年の始めや年度が替わるタイミングで、目標を決めるもののいつも達成できない…

そういう方は多いのではないでしょうか。

それはもしかしたら、目標に近づくためのプロセスや、なぜそれをやるのか?が明確になっていないからかもしれません。

目標達成のために使える有用なスキルとして、「コーチング」があります。

この記事では、コーチングのテクニックを使って目標達成するためのポイントをお伝えします。

コーチングについて知ろう

コーチングの定義

コーチングとは、クライアントが本来持っている能力や可能性を最大限発揮することを、対話を通じて支援することを指します。

コーチは「本当はどうしたいのか?」「どう在りたいのか?」をクライアントに問いかけ自ら気付き、行動を起こせるように関わります。

人は毎日生活する上で様々な選択を無意識に行っています。

自分のなりたい自分になったり目標を達成するためにはこの無意識の選択を変える必要があります。

自分の心の持ちようを変え、選択を変えれば行動も自ずと変わっていくものです。

セルフコーチングとは?

このコーチングを、他者との対話ではなく自らで行うことを「セルフコーチング」と呼びます。

「自分との対話」だと考えてください。

自分自身に繰り返し質問することによって、

本当の自分がどういう自分なのか?
自分が望んでいることは何なのか?

と心の深いところに降りていくスキルです。

自分自身と向き合って見つめることによって新しい自分に出会えます。

セルフコーチングを行うための準備と心得

では、このセルフコーチングを行うための準備と心得についてお伝えします。

集中できる場所と時間を確保する

最低でも30分は、集中して取り組むために時間を作りましょう。

場所も、できるだけ一人で集中できる場所に足を運んでください。

筆者の場合はよくカフェで行います。家が落ち着く人はもちろん家でも構いません。

ケータイが鳴ったり人が話しかけてくる環境では集中して取り組めないので、できるだけ他者からの介入がない場所で行う必要があります。

自分自身のことがわかれば自己肯定感も上がり、人の意見に振り回されることなく目標達成に向かって行動していけるようになります。

好奇心を持つ

コーチングにおいて大切なのは「好奇心」です。

答えは必ず自分の中にある、というのがコーチング考え方です。

自分自身に対しても、どんな答えが自分の奥から浮かんでくるのか?セルフコーチングがどんな時間になるのか?と好奇心を発揮しましょう。

知りたい、と思うと質問が浮かんできます。

質問をされると、それを投げかけられた人は自動的に自分の奥底へ降りていき、答えを探しにいくものです。

質問を受けることにより意識の焦点が変わります。

セルフコーチングの手順

それでは次にセルフコーチングの手順について説明します。

ゴールを設定する

まず必要なのはゴール設定です。

どこを目指すか?が明確になっていないと、そこに向かって進むことはできません。

自分が達成したい目標を『具体的に、肯定的に』書き出しましょう。

まずは数字や結果で分かりやすく測れる目標を設定するといいでしょう。

目標達成のための質問

ゴール設定をしたら、以下の質問をノートに書き、その回答に取り組んでみましょう。

  • なぜその目標を達成したいのか?
  • いつまでに達成したいのか?
  • そこにどんな想いがあるのか?肯定的に書き出す
  • その目標を達成することで誰にどんなプラスがあるか?
  • どんな課題があるのか?
  • どうすれば解決できるか?思いつく限りいくつも書き出す
  • 周りにどんなサポートを依頼するか?
  • 目標達成した時どんな気持ちになるか?目を閉じてイメージしてみる
  • 目標達成するためにどんな行動をするか?
  • そのための一歩目の行動は何か?スケジュール帳にその場で書き込む

ここで重要なのは、行動や解決法だけでなく「どんな感情があるのか」に焦点を当てることです。

感情と行動は密接な関係がある

やらなくてはいけないと思っていても、乗り気じゃないことには腰が重くなるもの。

その面倒くささを乗り越えるために、設定した目標の裏側にどんな想いがあるのか?自分の感情と向き合ってみましょう。

特に「なぜその目標を達成したいのか?」という質問には特に時間をかけてしっかり取り組んでください。

それを深堀りすることで、モチベーションが沸き上がってきます。

そして自分が目標を達成することで、誰にどんなプラスがあるのかを考える事も大切です。

会社の利益が上がる、自分にボーナスが入る、などの数字面だけではなく、お客さんの喜ぶ顔や上司の嬉しそうな姿、家族の顔など「自分が目標達成することによって幸せになる人がいる」ことを考えましょう。

モチベーションというのは「自分のため」と「人のため」の両輪があって始めて回ります。

多少こじつけでもいいので、人のため。の部分もしっかり見つめてみることをお勧めします。

セルフフィードバック

フィードバックとは、ゴールに向かって軌道修正しながら適切に進んでいくための言葉がけのことです。

改善フィードバック

「もっとこうした方がいいと思う」「それは正しい方向じゃないと思う」「目標をしっかり決めてないように感じる」など、【改善】を目的にしたフィードバックを『改善フィードバック』と呼びます。

強化フィードバック

一方で「勇気を出して前に進んでるね」「自信に満ち溢れている」「この箇所はとても上手くできている」「そのまま進んだ結果クライアントに喜んでもらっている姿が見える」など、【承認】するフィードバックを『強化フィードバック』と呼びます。

改善と強化、それぞれのフィードバックが必要

このふたつが揃って初めてフィードバックと呼びます。

改善のフィードバックのみに終始すると、フィードバックとは呼びません。

それは「ダメ出し」です。

自分に対しても他者に対しても、この両方のフィードバックを行うことが大切です。

振り返り

目標設定は、一週間ごとや一か月ごとなど期間を決めて振り返りをしましょう。

どこまで達成できたか?
今後どう修正するか?
ここまででの気づきは?

など、目標達成に向けての見直しはとても大切です。

行動していくごとにどうしても目標に対して「ズレ」が生じます。

それを修正しつつ、目標達成に向けて進みましょう。

大切なのは、「ズレないこと」ではなく、「ズレをその都度修正していくこと」です。

ズレても大丈夫!と、安心して進んでいきましょう。

答えは自分の中にある

いかがでしたか?

セルフコーチングに最初は慣れないかもしれませんが、自分の内側に必ず答えはあるということを信じて少しずつ取り組みましょう。

習慣化することで、しっかりを意識を自分の内側に向けられるようになっていきます。

そうなれば、課題に対してくよくよ悩まなくなり課題解決のために必要なことがすぐ見つかるようになります。

自分との対話を通して、目標達成に向かって一歩を踏み出しましょう!

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